病院へ

総合病院に行ったのは実に2年ぶりぐらいで、それも以前通っていた場所とは違う病院だったからけっこう緊張した。まあ別にどっか内臓系の病気ではなかったから不安とかは特になくて、それでもひとつのフロアに整形外科とか眼科とか耳鼻科とか窓口がいっぱいあると、どうすればいいのか、単純に診療券を出すのは総合窓口か診療窓口かわかんないし、そういう部分で緊張した。でもやっぱ同じような部分もあって、たとえばお馴染みの顔にはすっげえ世間話とかして笑顔を見せてくれるのに、一見さんには無愛想な看護士の対応はすごい懐かしかった。

看護士「採決はじめてですよね? この廊下まっすぐ行くと採血室あるんで、そこに書類出したらそのまま帰らず戻ってきてください」
私「書類出すだけでいいんですか?」
看護士「はい」
私「書類を出して帰ってくればいいんですね?」
看護士「はい」
私「血は採らないで帰ってきていいんですね?」
看護士「…」(呆れ顔)

まあ私としては病院のシステムとかよくわかんなかったから真面目に尋ねてたんだけど、どうやらからかってるとか思われたらしい。まあこの会話中、最後の「…」の部分しか看護士さんは私の目を見なかったわけですが。
それにしても医薬分業って、足の痛い患者にとっては悲劇だよなーって、処方箋薬局までの約5分という道程を歩きながら思った。