2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

イェーリング著『権利のための闘争』

繰り返し繰り返し立ち戻ってきた本だけど、今夜は以下の一節がすごく身に沁みた。 権利=法は、不断の行動(アルバイト)である。 ていうか少し痛かった。

あ、あと

佐川光晴『ジャムの空壜』もよかった。この人ほど肉感のある文章を書く作家って私は知らないのだけど、それにも増してこの作品はほんと泣けた。一生懸命になって坂道を走り登るってことが類稀な素晴らしい営為のひとつであるように感じた。

あの時のことを、僕は、忘れないです。

別に芥川賞を獲ったからというわけではないけれど、中村文則の『遮光』と『土の中の子供』を読んだ。以前に『銃』を読んだとき、なんか綺麗に整いすぎてるよなーという印象はあったわけだけど、デビュー作だからとかいろいろな留保をつけると面白いことは確…

スケジュール帳

なんかすこぶる体調が悪くなってきて、明日の面接に行こうか行くまいか悩んでスケジュール帳をめくっていて発覚。 今までさぼった説明会数:24回 今までさぼった面接回数:20回 まあさぼった理由は行く気力がなかったり、本を徹夜して読んで起きれなかったり…

ほんのささいな言葉 思い出して ひとりでそうかとうなづくんだ

ERICA POMERANCE『YOU USED TO THINK』 THE BLUE HERB『STILLING, STILL DREAMING』 rei harakami『red curb』 John Cage『Goodbye 20th Century』 フィッシュマンズ『宇宙 日本 世田谷』 あとフリッパーズ・ギターと岡村靖幸をカバーしてるらしいmegとかい…

魔法使い

家に帰ってきてテレビをつけたら『着信アリ』がやっていた。あんま怖くなかったっていうのはちょっと嘘で、ケータイを横目でチラチラ気にしながら観ていた。電源を切らなかったのは、切ったのに鳴り出したりしたらほんと最悪だから。つーかこれ三池崇史が監…

昨日今日とかなり気温も高かったけど、もう暑すぎて汗も出なかった。いやでもほんとに34度とかをまわった今日よりも、28〜30度ぐらいでジメジメしてた一週間前とかの方がダラダラ汗かいてたと思うんだけど。開き直りなのかな。でもなんかいい気分だなーとし…

岩井俊二監督『スワロウテイル』

個人的に岩井俊二の映画は好きではなくて、それはたぶん私が彼の作品を美しい映像の羅列(と端整すぎる、紋切り型のストーリー)としてしか観られないからなのだけど、『スワロウテイル』もやっぱそういうふうにしか観賞できなかった。たしかに死体を埋めた…

みんな、ひとりで踊る。みんな、さみしいと唄う。

これ何のフレーズだっけなぁと朝から半日くらいずっと考えてて、いまさっきああコンタクトだと思い出した。

馬喰町駅

そう何度も足を運んだわけではないけど、いつ来ても好きになれない駅です。新橋と同じくらいかな。今日なんて台風来てて雨降ってたから、ただでさえ地下のジメジメしたホームが余計にむっとしてて、もうたまんなかった。 電車を待ってる間、保坂和志「夏の終…

Everyday at the bus stop

The Get Up Kids『something to write home about』 Luke Vibert『Lover's Acid』 Mice Parade『obrigado saudade』 Tommy february6『Tommy february6』 Tommy february6は友達から前々から勧められていて、じゃあそんなに勧めるなら貸してくれよって言って…

地震

冷静に思い返してみると、自分の定位置に総重量10数キロはあろうかという本の山が雪崩れていたのだよなぁ。地震のとき部屋にいたらたぶんケガしてた。もう少し部屋のレイアウトとか考えた方がいいと思った、真面目に。 それにしても地震起きた当時は新宿のと…

何もしたくないけどどうしていいのかわからない

東京ザヴィヌルバッハ『ヴォーグ・アフリカ』 アストル・ピアソラ『情熱的挑発の孤独』 山本精一&PHEW『幸福のすみか』 autechre『ep7』 今日はまあこんな気分だった。 何にもすることがなかったもので家の中に1日中いて、ずっとぼんやり部屋のドアを見な…

生活設計とか

先週ブックオフで買ってきた森永卓郎『「やめる」から始める人生経済学』と『リストラと能力主義』を読んだ。まあ示されるデータの量は違ったりするけど、言ってることは変わんなくて、要するに「なんかみんな成果主義バンザイみたいなこと言ってるけど、こ…

今日はビールが美味しい気候でした

気づくと大学に授業へ行ったはずなのに、どういうわけか吉祥寺まで出かけて友人と「いせや」という居酒屋で呑んでいた。授業にも出なかったしここはせめてはやく家へ帰って翌日のテストに備えようと5時ごろ中央線に乗り込む。東京駅まで出たところで地元の友…

私は嫌煙っぽい喫煙者なのですが

思うのは、確かにバス停や人込みで前の奴がタバコ吸ってたら、しかもその煙がもろに自分の方に流れてきたら、端的に腹立つだろうなと。あと歩きタバコの危険性ってのも、まあわかる。実際に私もぶつかって火傷したことあるし。で、それでもなおバス停や人込…

明日から就職活動を再開します。 だから今日ははやく眠ろうと思ってるのに、暑くて無理。暑さそのものは余裕で我慢できるけど、眠れないこのじれったさは何なんだろう。 仕方がないので松本大洋『ナンバーファイブ』を読む。 そしてそのこととは関係ないけど…

冷房が壊れたけど、クールビズだし、まあこのままでいいかなと思う

読もう読もうと思って読めていなかった本をまとめていくつか読んだ。 吉村萬壱『クチュクチュバーン』 中村文則『銃』 伊井直行『お母さんの恋人』 いしいしんじ『ぶらんこ乗り』 吉見俊哉『博覧会の政治学』 マルク・クレポン『文明の衝突という欺瞞』 大塚…

今度は少し頭が痛い。腫れていないことがせめてもの救いだ。

山手線の田町から有楽町ぐらいまでの、車窓から見える街並みってほんと素晴らしいなーとか考えながら面接に行き、そのあと授業に行こうか迷ったけど面倒くさくなってやめて、地元の松屋で昼食を取って家に帰って昼寝した。 最近、自分の生活の中に昼寝の時間…

ぼくのあるともだちは、片手でキャッチボールをすることができる

友人から借りてたCDを返すため隣町の駅前へ。待ち合わせ時間よりだいぶ前に到着してしまったため、ぷらっと本屋へ立ち寄る。ぷらっと立ち寄ったはずが、群像と新潮と大江健三郎の『取り替え子』の文庫を購入。駅前のベンチ*1に座って大江を読みながら友人…

めざましテレビを観る

まあ一晩中起きてたわけだから、めざましも何もあったものではないのだけど。 6時前にテレビをぼーっと、たぶん「めざまし」がやってることも自覚できていないほどぼーっとつけてたら、例の「元気の〜みなっもとっ」を久々にみてちょっと我にかえった。 大…

「昼間は1日中寝てました」って絶対に言い方がおかしいとアップしてから気づいたけど、その言葉の響きはとても好きだったりする。

痛くて眠れないとか言っといて、昼間は1日中寝てました。眠たかったから。

夜になった。腕は相変わらず腫れてる。 長嶋有『猛スピードで母は』を読んだ。なんとハードカバーです。今まで積読状態だったのを昼間発見してしまってのです。表題作はいまいちだったけれど、「サイドカーに犬」は面白かった。なんていうか、作品が描こうと…

蒼天

昨晩から右手がひどく痛む。ひどく腫れている。ひどく熱を持っている。たぶん、折れているわけではない、と思う。別に掌をグーパーすると痛むとかそういうことはないので。ずっと、常時ズキズキ痛んでる感じ。なんつーか、何をしても大きくも小さくもならな…

音楽

フリッパーズ・ギター『ヘッド博士の世界塔』 ゆらゆら帝国『ゆらゆら帝国のめまい』 想い出波止場『大阪・ラ』 Teenage Fanclub『thirteen』 The Posies『Frosting on the Beater』 ゆらゆら帝国は違うけど、あとはどれも1年とかそんぐらい久々に聴いた気が…

土曜日

久々に暇な土曜日。授業も休講だし、説明会とかの予約も入ってないし、堂々と「今日は暇だ!」と胸をはれる土曜日。 以前から観よう観ようと思って機会を逸していた、ティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』を借りてきた。観終わったあとたまらなくな…

びっくりした

なんかいまミスチルが出てたフジテレビの「僕らの音楽」をぼけーっと観てたら予告編で向井秀徳がどうやら来週この番組に出るらしくって、なんか椎名林檎との対談とかセッションとかやるみたいだけど、えーいいのかよ向井さんとか思うより何よりもまずびっく…

保坂和志『小説の自由』

高田馬場の芳林堂書店で購入。 1章分だけちらっと読んだだけだけどありえないぐらい高揚してしまって、私はたぶん保坂和志が小説を語るときの言葉の選び方とか、語り口とか、そこで大切にされているもの・尊ばれているものとか、とてもとても好きなんだろー…

ずっとフィッシュマンズを聴いていた

まあもちろん文字通りずっと聴いてたわけじゃないけど、朝出かけてから21時ごろ家に帰るまで移動時間中はウォークマンで『Neo Yankees Holiday』を聴いてた。たぶん6回くらい回ったんじゃないかな。 まあだから別にどうだってことではないんだけど、でも満員…