『妖怪大戦争』

昨日『チャーリーとチョコレート工場』といっしょに借りてきた三池崇史の『妖怪大戦争』を観た。そもそもあまり観るつもりはなかったんだけど、何か友人に薦められてたので。んで思いのほかと言ったらその友人に失礼なんだけど、面白かった。特に、人間から見れば「大戦争」なんだけど、当の妖怪たちにとってそれは単なる祭りでしかなくって、テレビコマーシャルとかでもっと悲壮な闘いなのかと思い込んでた私にはそれが一番衝撃的だったかな。いや、やっぱ最も衝撃的だったのは水木しげるだ。まあともかくある種の悲壮さって、容易にシニシズムに回収されてしまうんだよなー、とか妖怪や小豆を見ながら考えた。
あと話は変わるけど、すっごくエロいなーとも思った。栗山千明とか高橋真唯とか、あと主演の神木隆之介が着替えるシーンとか、これはもう狙ってやってるとしか思えない。観終わってから、この映画が明らかに子ども狙いで夏休み上映されてたってことに気づき、ちょっと感激さえした。