2月だった

テレビをつけたら三谷幸喜の『ラヂオの時間』がやっていて、何か知らないけど感動してしまった。眠くてうまく言えないけど、物語が物語であることの宿命と、それでも物語をどう肯定していくかっていう姿勢の凄くポジティヴな形を見た気がする。でも冷静に考えれば、このポジティヴさってどっちかというとオプティミズムを担保にして成立している部分があって、あのでっかいラジオ会社の社屋とかを顧みるにつけ、『現代思想』の90年代特集で平井玄が言っていることはやはり妥当だよなーと思う。
あと借りてきた『チャーリーとチョコレート工場』のDVDを観た。『ビッグ・フィッシュ』のときも思ったけど、最近のティム・バートンにとって重要なのは家族なんかではなく、むしろ、と言うよりあくまでも父と子の問題なんだろうなと感じた。あとこの映画のサントラが聴きたくなった。全然調べてないけど、ひょっとしたら素晴らしいかもしれない。