近所のレンタル屋がセールということで、久々っていうか、たぶん人生初なんだけど、DVDを5本借りてきた。5本借りるとCDが一枚タダで借りられるっつー、冷静に考えるとわけわかんないもんにのっかってしまった。
そんで5本のうち『ミリオンダラー・ベイビー』と『メゾン・ド・ヒミコ』をとりあえず観た。イーストウッドの監督作品って実は一度も観たことがなくて、でも友人の薦めで借りた『ミリオンダラー・ベイビー』はやはり素晴らしかった。イーストウッドの額や頬の皺とかもうなんつーか奇跡的だった。『メゾン・ド・ヒミコ』はどこまでいっても中途半端っていうか、これは『ジョゼと虎と魚たち』のときも感じたことだけど、シーンとシ−ンが断絶しかかってて(必ずしも意味的なつながりにおいてだけではなく)、まとまりのないスライドショーを見せられてる気がした。これが持ち味だっていえば確かにそうなんだけど。でもどっかのクラブかなんかのシーンは嫌いじゃなかった。
ちなみに借りてきたCDは最近出たフィッシュマンズのベストの『宇宙』の方で、「ナイトクルージング」をどうしても聴きたかったんです。おとといくらいから「アッペンダウン、アッペンダウン、スローファスト」っていうのが何でか知らないけど頭から離れなかったけど、やっぱこの曲はとりわけ素晴らしい。あと「WALKING IN THE RHYTHM」から「100ミリちょっとの」へ向かう流れは鳥肌がたった。

宇宙 ベスト・オブ・フィッシュマンズ

宇宙 ベスト・オブ・フィッシュマンズ