2006-01-01から1年間の記事一覧

あとひゃっくりは止まりました。計算してみると、たぶん14時間くらい続いてたけど。 RCサクセションの「ヒッピーに捧ぐ」を聴いてたら、知らないうちに止まってた。

引越し先を散歩。とりあえず駅周辺に品揃えが自分に合う本屋がなかったので、新刊書店および古本屋を中心に探し歩く。 家の近所を歩いていてびっくりしたのは自転車の多さ。実家が山と海に挟まれた起伏のある、坂の多い町だったせいかもしれないけど、とりあ…

津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』を読んだ。 こういう勢いのあるタイトルの小説ってだいたい敬遠するんだけど、あと装丁の写真がちょっと清廉すぎてこれはやりすぎだよと普通なら思うところなんだけど、これは面白かった。確かに狙いすぎてる箇所と…

ひゃっくりが止まらない。もう10時間くらい。 ちょっとひゃっくりひとつでここまで心身ともに疲弊し困憊するとは思わなかった。食欲はあるのだけど物理的に飯が喉を通らないという体験を初めてしたし、眠くて仕方ないのに苦しくて眠れないという体験は初め…

カンパリ*1を飲んだのとか、もう何年ぶりだっただろう。 ああ確か大学入る前だから4〜5年前だよなと、でもこういうふうな回顧に際して衝撃を受けてしまうのは以前ジジェクの文庫が出たときにもここに書いた気がするけど、4〜5年という時間の経過のはやさ…

全然相対的な問題としてではなく過去の自分との比較でしかないのだけど、音楽を聴くことができなくなってきた。別に音楽そのものを聴く気がしないということではなくて、たとえばアルバムを通してとか他の作品と比較してとかとにかく持久力や集中力をもって…

引越しの後片付けを終えてから、堀江敏幸『熊の敷石』を読んだ。1年前くらいに買ってそれからずっと行方知れずだったんだけど、今回荷物を整理してたらひょっこりでてきた。チーズと断崖絶壁に感動。こういう同定とか我ながらほんとどうかと思うけど、私が…

引っ越した

中央線沿線、駅から徒歩5分。 とりあえず改めて住んでみるとキッチンがめちゃくちゃ狭くて、なんかもう自炊とかする気なくなっちゃった。

引越し先に手で抱えられるだけの荷物を運び込んだ帰り、横浜の有隣堂へ寄った。 以下のものを購入。 北田暁大『責任と正義』 井上達夫『法という企て』 立岩真也『自由の平等』 藤本一勇『批判感覚の再生』 たぶん読むのは引越しが完了してからになるだろう…

古本

予定より安めの値段でスーツを購入し(探せばあるもんだと感心した)、そのまま桜木町方面へ足を伸ばし、浮いたお金で古本を購入。 ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』 ハイエク『隷従への道』 ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』 田中小実昌『ポロポロ…

就職に備えて、今日はスーツを買いに横浜へ行った。 何度も何度も思うけど、スーツとかほんと高すぎ。安くてもだいたい2万円超えてるし、みんなどうしてんだろう。やっぱり一年を通して2、3枚を着まわしてるんだろうか。 あと今日店頭のディスプレイとか…

エイリアン

テレビでやってた『エイリアン4』を観る。 たぶんこのシリーズ、エイリアンがプレデターと闘うやつを除けば4作目までしか作られてないはずだから、これでコンプリート。って言っても、3作目とか観たのもう何年も前であんまり覚えていなかったりするのだけ…

虫歯

歯が痛い。タバコの煙が歯に沁みる。 どうやら人生初めての虫歯っぽい。 転居に伴う保険証申請などの関係で、明日も歯医者へは行けない。

散歩

くるりの「ばらの花」を聴いていたら散歩したくなって、もう夜中だったけど、さっきまで1時間くらい外を歩いてきた。そういえばこういう関係性を音楽と持ったのって、随分久しぶりだったように思う、ってこういう言い方はよくないけれど。凄く寒いのに、コ…

『妖怪大戦争』

昨日『チャーリーとチョコレート工場』といっしょに借りてきた三池崇史の『妖怪大戦争』を観た。そもそもあまり観るつもりはなかったんだけど、何か友人に薦められてたので。んで思いのほかと言ったらその友人に失礼なんだけど、面白かった。特に、人間から…

2月だった

テレビをつけたら三谷幸喜の『ラヂオの時間』がやっていて、何か知らないけど感動してしまった。眠くてうまく言えないけど、物語が物語であることの宿命と、それでも物語をどう肯定していくかっていう姿勢の凄くポジティヴな形を見た気がする。でも冷静に考…

脱線

最近は引越しの準備をしようとしているのだけど、どうにもうまくいかない。まだまだ時間に余裕があるからか、だいたい部屋のあちこちに積まれている本とかCDとかを、順序を入れ替えたりしながら別の場所に積み直して満足するという非常に贅沢な時間を過ご…

地球をゆっくり回して頂戴

矢作俊彦の『悲劇週間』と伊坂幸太郎の『魔王』『重力ピエロ』を読んだ。 伊坂の作品を読んだのは初めてのことだったのだけど、まあ正直もういいかなーと思った。『重力ピエロ』はともかくとして、『魔王』の方はつまんなくないんだけどどうもしっくりこない…

文庫化

久しぶりに本屋をのぞいてみたら、ウエルベックの『素粒子』とジジェクが文庫化されてた。なんていうか、ジジェクも文庫化されるようになったのかーとしみじみした。単行本が同時代性を担保してるとかまあ陳腐な印象ではあるんだけど、そしてその感慨をもっ…

一日ずっと家にいてぼんやりテレビを観ながら思ったんだけど、やっぱり同時刻に4大民放各局が証人喚問の中継をやってるってのは異様すぎる。それにも増して質問者が共産党の奴に移るのと同時にほとんどの局が示し合わせたように中継を打ち切ってたのはもは…

私の部屋には冬物のアウターが不足している

私はまあちょくちょく文芸誌を買ったりするけど、別に毎月熱心に購入してるわけじゃなくって、店頭に並んでから目次とかをパラパラ見て買うかどうか判断してて、だから基本的に連載されてる小説には食指を動かされず(連載評論はまた別だったりする)、読み…

賀正

最近はずっと小説ばかり読んでいる。と言っても別に新しく本を買ったわけではなくって、押入れで埃をかぶってるものとか部屋の片隅に積み置かれているものをパラパラ読み返している。保坂和志や吉田修一や町田康や堀江敏幸、それから笙野頼子とか星野智幸、…